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2015.05.14
様々なお肌トラブルの原因はターンオーバーの遅れ
大人女性を悩ますターンオーバーの遅れは、様々なお肌トラブルを引き起こします。
まずは、正しい角質ケアで、ターンオーバーを整えましょう。
顔の表皮は、下から基底層、有棘層、顆粒層、角質層という4つの層に分かれています。
ターンオーバーとは
基底層でできた肌細胞が角質層まで到達し、剥がれ落ちるサイクルを言います。
身体の部位によっても異なりますが、基底層から顆粒層までが約2~4週間、角質層で剥がれ落ちるまでが約2週間で、計約4~6週間をかけて、肌が生まれ変わると言われています。
このサイクルが、加齢やストレスなどによって乱れ、長くなってくるとメラニンを含んだ角質がいつまでも肌に留まってくすんで見えたり、キメが荒れて見えたりするといったトラブルになります。
肌をゴシゴシこすって刺激を与えたり、洗浄力の高い石鹸を使って頻繁に顔を洗って角質を落とし過ぎたりすると、肌は外部からの刺激に負けないように、もっと角質を厚くしようとし、過角化になることがあります。
過角化を防ぐには、まず過剰に洗いすぎないということが大切。
硬くなった古い角質は無理に落とすのではなく、ピーリング用の化粧品を使いましょう。
角質を落とした後は、水分保持力が一時的に低下するので、保湿成分の高い美容液や酸素オイル、クリームなどで保湿をしっかりすることを忘れずに!
次に、
健康な肌をつくるライフスタイル
ターンオーバーの乱れは、生活習慣によっても起こります。
ストレスによるホルモンバランスが乱れ、ターンオーバーに影響を及ぼす睡眠不足や栄養バランスによって代謝が衰えるなど、肌に悪影響を与える要因はさまざまです。
特に、ストレスを感じながら睡眠時間が十分にとれないというのは最悪のケースです。
寝ている間に脳を休め、心と身体の正常なリズムを取り戻すのが睡眠の大きな目的の1つです。
それができないと肌への悪影響が蓄積されていきます。
また、美しい肌を保つためにも、バランスのよい食事にも気をつけて頂きたいのですね。
糖質の摂りすぎはニキビを増やし、黄ぐすみのもとになる糖化を引き起こします。
肌細胞を作るのに欠かせないアミノ酸、酸化を防ぐビタミン類、代謝を促すミネラルやカルシウムなどをバランスよく摂取するように心がけましょう。
そして、適度な運動やボディトリートメントも、代謝を促すのに効果的です。
肌トラブルを感じたら、まず、自己判断をせずに、プロのアドバイスなども聞いてみましょう。