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2015.08.15
夏バテ予防して体調を整える
連日続く熱帯夜で、寝不足になる人が増えているだけでなく、熱中症や夏バテ、逆に夏風邪をひく人も増えるかもしれません。
しかし、
まだまだ暑い日が続きます。
この時期は、食欲がない、疲れやすくだるい、眠れない、胃腸の調子が悪いといった夏バテの症状に見舞われている人が増えています。
昔は夏バテといえば、高温多湿による「暑さ負け」でしたが、
現代型の夏バテはこれに加え、過剰な冷房による自律神経の乱れが大きな原因となっています。
自律神経は、血液循環や脈拍、血圧、発汗など、体の基本的な働きを意思とは無関係にコントロールし、体を一定の状態に保つ働きをしています。
暑くなると、まず、体表面の血管を広げて熱を体の外に逃がし、さらに暑くなると汗を出し、汗が蒸発するときの気化熱で体を冷やすというように、発汗による体温調節も自律神経の働きによるものです。
本来は、気温が高くなるにつれてより低い体温で汗をかくようになり、夏の暑さに順応できるようになっていくのですが、エアコンの普及で暑さに慣れることができなくなっています。
さらに、屋内外の激しい温度差が自律神経をまいらせ、体調をくずす原因になるのです。
現代型の夏バテには、暑さ負けと自律神経の乱れの両方への対策が必要なのです。
汗をかいて体温調節がスムーズにできる体になるために、適度な運動を習慣づけましょう。
実際に汗を出している汗腺を「能動汗腺」といいますが、その数は汗腺全体の半分ほどです。
しかも、使わなければ退化してしまいます。
そのため、冷房の効いた部屋に1日中いると、能動汗腺の数が減って、ますます汗をかきにくい体になってしまいます。
そうならないためには運動やデトックスボディで汗をかくのが一番です。
室内でできる腹筋やスクワット、涼しい時間帯にするウオーキング、水中運動などがおすすめです。
汗ばむほどの運動を継続して行っているうちに能動汗腺の数も増え、汗をかきやすい体になっていきます。
運動をすると新陳代謝が盛んになり、血行もよくなり、疲労物質が取り除かれるため、疲労回復につながります。
ぬるめのお湯にゆったりつかる半身浴やストレッチ、マッサージなども同様の効果があります。
運動中に限らず、こまめな水分補給は夏バテ防止に欠かせません。
普段は水でもお茶でもいいですが、ミネラルを含む麦茶がとくにおすすめです。
十分な睡眠・休養で体力回復を!
睡眠不足では疲れがとれず、夏バテも解消されません。
しかし、暑くて寝られないからと冷房をつけっぱなしで寝るのは避けましょう。
体が冷えると、体温を維持しようと寝ている間も体が働き続け、疲れてしまいます。
眠ってしまうと体温が下がるので、室温を28度くらいの高めに設定したり、タイマーで寝入ったころ冷房が切れるようにしておくといいでしょう。
または、アイス枕などは冷凍ではなく、冷蔵庫保管したものを使用すると、冷えすぎなくていいかもしれません。
設定時間は1時間ではなく、2~3時間にセット。
1時間では深い眠りに入る前に切れて目覚めやすく、重要なはじめの深い眠りへのステージを中断してしまいます。
扇風機を使ったり、敷布団の上にゴザや麻素材のパッドなどを敷くのも、寝苦しさをやわらげることができて効果的です。
それでも眠れない日が続く場合、可能ならば、30分くらい昼寝をして、疲れがたまらないようにしましょう。
少しの仮眠に、短時間で出来るクイックヘッドスパやフェイシャルなんかを利用するのもおすすめです。
その際に、“少し寝たい”旨を伝えましょう。
規則正しい生活で自律神経をメンテナンス
現代型の夏バテは自律神経の乱れが原因となっている場合が多く、回復には自律神経のバランスを整えることが重要です。
しかし、夜型の生活やストレスといった現代人特有の生活環境は、自律神経の乱れにさらに拍車をかけています。
できることなら、休日だけでも、朝早く起きて日光を浴び、昼間活動して夜は早めに寝る、食事時間も一定にするといった規則正しい生活を取り戻し、自律神経を整えましょう。
冷房の効いた場所では上着をはおり、外では脱ぐというように、こまめに体温調節をするのも自律神経への負担を軽くするのに役立ちます。
また、腹式呼吸でゆっくり行うヨガやストレッチ、デトックスボディは自律神経を整え、ストレス解消にも効果があります。
ここで注意しなくてはいけないのは、だるいのは夏バテのせいと思っていたら、鉄欠乏性貧血や甲状腺機能障害、糖尿病、肝炎などの病気が隠れていたという場合もあるので、疲労感が強かったり長引く場合は、一度お医者さんに相談することをおすすめします。
<夏バテに合ったグラマシィのおすすめコース>
◎汗をかかせるもしくは温めるメニュー
■ラジオ波
◎お昼寝出来るメニュー
■マイクロカレント
何が自分に合っているのか、分からない場合は、お気軽にお問い合わせ下さいね。
03-5524-2900