体調不良は季節の変わり目や夏バテのせい！
と片づけがちなこの時期。

でも、本当に原因はそれだけでしょうか？

ひと昔前までは夏バテすると、栄養失調で体調を崩し、痩せてしまう方ばかりでした。
でも、今時は冷房が効いているので、夏バテで痩せる方は少なくなりました。

そのかわりに、原因はハッキリしないけど、なんとなく体調が悪いと訴える人が増えています。

そう！ デトックスの必要な方ばかりです。

体内にたまった毒素の影響で体調を崩してしまうのは、日本人に限らないようで、海外でも大勢の方が病院に訪れています。

 

今回はデトックス、つまり解毒のお話です。

あなたの身の回りは化学物質だらけ 体内にたまる毒素の原因は、有害な化学物質を含む食品、クスリ、タバコ、汚染大気、各種の洗剤、化粧品、殺虫剤などに由来します。

たとえば、着色料や保存料に代表される加工食品の添加物。

天然由来のものもありますが、多くは化学合成されたものです。

生鮮食品だって油断できません。

農産物には農薬がたっぷり！
最近では、魚介類には水銀やダイオキシンが蓄積され、妊婦さんに対して魚の食べ過ぎを警告するほどです。

国がおこなった海洋調査では、大都市に近い海ほど汚染が進み、日本沿岸では東京湾、大阪湾、瀬戸内海がとくに深刻な状態です。

また海外から輸入されたマグロからも、かなり高い値で水銀が検出されているとか…。

さらに、最近は中国大陸からの黄砂やpm2.5などの問題もありますね。

黄砂だけではなく、工場から吐き出された化学物質が含まれているのが問題なのです。

化学物質が喘息などの原因になることは、「四日市ぜんそく」で証明済みです。

その他、空気、水、食べ物、シャンプー剤や台所洗浄剤などの日用品……。

と…書きだしたらキリがないほど、私たちは有害物質と“共存”しているのです。

 

 

そこで、デトックスが必要な理由

さまざまな形で体内に侵入してくる化学物質の量は、なんと、1人あたり年間8キロといわれています。

1キログラム入りの砂糖袋が8個分と考えると、ゾッ〜！としますね。囧rz

人間の体内に入った化学物質は血流に乗って肝臓→腎臓を経由して排泄されますが、
100％排泄されるわけではありません。

体内に残った化学物質や有害重金属類は、組織内に蓄積されてDNAを傷つけ、代謝にトラブルを引きおこす可能性があるといわれています。

しかし、こうした悪影響はすぐには現れません。
ジワジワと現れて来るんですよ。

食品添加物は身体に害がないとされる安全基準量が設定されていますが、日本では5万種の化学物質が流通し、そのうち約1500種類が食品添加物として使用されているのです。

さまざまな物質が時間をかけて徐々に体内を蝕み、ホルモンバランスの異常、アレルギー、肝機能障害、腎機能障害、皮膚疾患、がんなどを誘発する原因になる可能性もあります。

国立環境研究所の実験報告によると、ラットに複数の化学物質を与えたところ、運動機能に異常がみられ、運動や情動にかかわるドーパミン作動性神経が減少していたという事例もあります。
この結果をそのまま人間にあてはめることはできませんが、中高年に発症するパーキンソン病では、この神経の減少にともなう神経伝達物質ドーパミンの欠乏がみられます。

健康的なスリムボディを維持するためにも、自分でもできる簡単なデトックス方法をいくつかご紹介しましょう。
食べ物を見直す
・ 加工食品やコンビニ・デパートなどの弁当や総菜をさける。（大量調理の野菜は次亜塩素酸ナトリウム、つまり漂白剤で殺菌処理。保存料など添加物も使用）

・ 米や野菜などの農産物はできるだけ無農薬のものを選ぶ。

・ 酵素の多い生野菜や新鮮なフルーツ、納豆や漬物など発酵食品をしっかりとり、腸内環境を整えて、毎日の快便を目指す。

・ ニラ、ニンニク、タマネギ、ショウガ、ゴマ、ブロッコリー、海藻、ハーブティーなどキレート効果の高い食べ物を積極的にとりいれる。

・ ビタミンやミネラルをしっかり摂り、代謝をよくする。
その際、サプリメントを活用して、食事からの不足分を補う。

・ 代謝アップに欠かせない酵素の素になるタンパク質をしっかりとる。(酵素サプリメントの併用も効果的。)

・週に1回、野菜の生ジュースや酵素ドリンクとサプリメントだけで過ごす。（プチ断食を実行する。）

 

排泄・発汗力を高めよう！

・ 目覚めのミネラルウォーターを欠かさず飲む。水は毎日1・5リットル程度を目安に飲む。
・ ハーブティーなど利尿効果の高い飲み物を一日2杯飲む。
・ 自然素材のボディブラシで、顔を除く全身のドライブラッシングを毎朝、あるいは入浴前に5分程度おこなう。
・ 入浴、岩盤浴、ウォーキングなどの運動でたっぷり汗をかき、発汗量を増やす。

これらのほかに、デトックス効果の高いアロマを活用する方法もあります。
たとえば、
・毒素・老廃物の排出を助けるジェニパー。
・リンパの流れを促進するグレープフルーツやアトランティック・セダー。
・血行促進作用のあるサイプレスやローズマリー。
・デトックス効果の高いユーカリなどでバスソルトをつくって入浴時に使用したり、マッサージオイルをつくり、ボディマッサージをおこなうといいでしょう。

アロマを炊いて香りを楽しむだけでもOK！

このようにデトックス方法はいろいろあるので、自分にできそうなことからはじめ、三日坊主で終わらせないことが大事です。
継続は力なり！ですよ。

そんなに簡単に言われても、自分では出来ない！続けられない！

そんな方は、エステのデトックスボディでデトックス習慣を身につけましょうね。
※デトックスを目的とした場合は、月に1～2回が目安です。
（始めは集中的に行う事をおススメいたします。）